(2023/09/15)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第26期(2023年7月期)決算を発表した。 第26期は、投資口の追加発行を行い、「コンフォリア日暮里」等10物件を取得、「コンフォリア西大井」を売却した。ポートフォリオ全体の平均稼働率は97.0%と前期より1.0ポイント上昇し、過去最高となった。賃貸収入や物件売却益の増加が寄与し、前期比3.8%増益。差引き3百万円を内部留保より取崩し、投資口数が2.9%増加するも、1口当たり分配金は5,620円と2.4%増となった。 期末のポートフォリオは157物件、資産規模(取得額合計)は2,999億円、有利子負債比率は51.5%。 第27期(2024年1月期)は、引き続き投資口の追加発行を行い、「コンフォリア高島平」等都内の住宅3物件を取得する。賃貸収入が増加するが、支払利息や運用報酬の増加、前期の物件売却益がなくなることにより、前期比1.7%減益を見込む。内部留保より212百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,650円と0.5%増となる見通し。 第28期(2024年7月期)は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比0.7%増益を見込む。内部留保より189百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,660円と0.2%増となる見通し。 引き続き中期目標である巡航ベースの1口当たり利益5,500円、1口当たり分配金5,600円以上を目指す。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,680百万円 | 10,597百万円 | ▲0.8% | 10,760百万円 | 1.5% |
当期利益 | 4,138百万円 | 4,069百万円 | ▲1.7% | 4,099百万円 | 0.7% |
分配金総額 | 4,141百万円 | 4,281百万円 | 3.4% | 4,289百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 5,620円 | 5,650円 | 0.5% | 5,660円 | 0.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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