(2022/03/15)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第23期(2022年1月期)決算を発表した。 第23期における物件取得はなし。賃貸募集条件を緩和した結果、期中平均稼働率は96.1%と前期より0.6ポイント上昇した。前期に取得した物件が通期寄与する一方、前期に発生した物件売却益の反動減により、前期比26.9%減益。内部留保より214百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,529円となった。 期末のポートフォリオは140物件、資産規模(取得額合計)は2,615億円、有利子負債比率は50.2%。 併せて「コンフォリア北沢」を7月に取得することを発表した。物件は、小田急線東北沢駅より4分に、6月竣工予定の単身者及びDINKS向けマンション。総戸数76戸、取得額は38.16億円。 第24期(2022年7月期)は、期初に投資口の追加発行を行い、上記物件含め7物件を取得する。期中平均稼働率は95.8%と前期より0.3ポイント低下する想定。新規物件が寄与し、前期比1.8%増益を見込む。内部留保取崩額が121百万円に減少、また投資口数3.3%増加により、1口当たり分配金は5,310円と前期比4%減となる見通し。 第25期(2023年1月期)は、期中平均稼働率95.6%を想定。前期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比2.1%増益を見込む。内部留保より104百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,395円と前期予想比1.6%増となる見通し。 中期目標である1口当たり巡航分配金5,500円及び資産規模3,000億円は、今後2~3年以内の達成を目指す。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,433百万円 | 9,737百万円 | 3.2% | 9,872百万円 | 1.4% |
当期利益 | 3,616百万円 | 3,680百万円 | 1.8% | 3,759百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 3,831百万円 | 3,801百万円 | ▲0.8% | 3,863百万円 | 1.6% |
1口当たり分配金 | 5,529円 | 5,310円 | ▲4.0% | 5,395円 | 1.6% |
<取得> | |||||
物件名称 | コンフォリア北沢 | ||||
所在地 | 東京都世田谷区北沢 | ||||
取得金額 | 3,816百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 4.0% | ||||
還元利回り | 3.7% | ||||
竣工時期 | 2022年6月(予定) | ||||
取得日 | 2022年7月1日 | ||||
売主 | 非開示 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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