(2020/04/15)
GLP投資法人が、第16期(2020年2月期)決算を発表した。 第16期における物件取得はなし。金融費用や資産運用報酬が減少する一方、前期の物件売却益の反動減、太陽光発電設備の季節変動による収入減により、前期比7.7%減益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,609円となった。 期末のポートフォリオは75物件、資産規模(取得額合計)は6,079億円、有利子負債比率は44.6%。 第17期(2020年8月期)は、金融費用や資産運用報酬が増加するが、太陽光発電収入の増加等により、前期比0.7%増益見込む。減価償却費の30%総額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,624円となる見通し。 第18期(2021年2月期)は、太陽光発電収入の減少により、前期予想比2.2%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,571円となる見通し。 引き続き物流施設の需要は旺盛であり、賃料上昇率は3~4%程度を見込む。
第16期実績 | 第17期予想 | 前期比 | 第18期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 18,841百万円 | 19,078百万円 | 1.3% | 18,567百万円 | ▲2.7% |
当期利益 | 8,875百万円 | 8,941百万円 | 0.7% | 8,740百万円 | ▲2.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,315円 | 2,332円 | 0.7% | 2,280円 | ▲2.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 294円 | 292円 | ▲0.7% | 291円 | ▲0.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,609円 | 2,624円 | 0.6% | 2,571円 | ▲2.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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