(2019/10/16)
GLP投資法人が、第15期(2019年8月期)決算を発表した。 第15期は「GLP福岡」を売却。固都税が増加する一方、賃料増額改定や太陽光発電収入、物件売却益786百万円が寄与し、前期比6.2%増益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,802円となった。 期末のポートフォリオは75物件、資産規模(取得額合計)は6,079億円、有利子負債比率は44.7%。 第16期(2020年2月期)は、金融コストや資産運用報酬が減少するが、前期の物件売却益がなくなることや太陽光発電収入の減少により、前期比9.2%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,570円となる見通し。 第17期(2020年8月期)は、太陽光発電収入の増加、修繕費や減価償却費の減少により前期予想比1.4%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,599円となる見通し。 ブリッジスキームを強化し、スポンサーのGLPグループが開発した物件の優先交渉権を確保する。今後適切なタイミング及び価格で取得していく予定。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 19,891百万円 | 18,789百万円 | ▲5.5% | 18,823百万円 | 0.2% |
当期利益 | 9,612百万円 | 8,723百万円 | ▲9.2% | 8,843百万円 | 1.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,508円 | 2,275円 | ▲9.3% | 2,306円 | 1.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 294円 | 295円 | 0.3% | 293円 | ▲0.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,802円 | 2,570円 | ▲8.3% | 2,599円 | 1.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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