(2018/10/15)
GLP投資法人が、第13期(2018年8月期)決算を発表した。 第13期は、投資口の追加発行を行い「GLP舞洲Ⅰ」等物流施設6物件、保有物件に付属する太陽光発電設備13物件(取得額計820億円)を取得。これにより前期比24.4%増益。投資口数が19.3%増加するも、1口当たり利益分配金は4.3%増加。減価償却費の30%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,634円となった。 期末のポートフォリオは68物件、資産規模(取得額合計)は5,246億円、有利子負債比率は45.1%。 第14期(2019年2月期)は、2期連続となる投資口追加発行を行い、「GLP大阪」等物流施設8物件を取得。 季節変動により太陽光発電設備が減収となるが、新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比11.5%増益を見込む。投資口数12.7%増加により、1口当たり利益分配金は前期比1%減、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,608円となる見通し。期末の有利子負債比率は44.9%を想定。 第15期(2019年8月期)は、固都税の増加により、前期予想比1.1%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,583円となる見通し。 今年1月にスポンサーであるGLPグループが中国の投資会社の傘下となった後、2期連続の増資により外部成長を加速する。資産規模は6,094億円と物流施設REITとしては最大規模となった。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 16,896百万円 | 18,669百万円 | 10.5% | 18,988百万円 | 1.7% |
当期利益 | 7,944百万円 | 8,859百万円 | 11.5% | 8,765百万円 | ▲1.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,335円 | 2,311円 | ▲1.0% | 2,286円 | ▲1.1% |
1口当たり利益超過分配金 | 299円 | 297円 | ▲0.7% | 297円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,634円 | 2,608円 | ▲1.0% | 2,583円 | ▲1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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