(2017/10/13)
GLP投資法人が第11期(平成29年8月期)決算を発表した。 第11期は「GLP辰巳Ⅱb」「GLP成田Ⅱ」を売却。固定資産税の増加や、金利スワップ清算金等152百万円が発生する一方、既存物件の増収や、売却した2物件の売却益324百万円が寄与し、前期比1.5%増益。減価償却費の30%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,542円となった。 期末のポートフォリオは61物件、資産規模(取得額合計)は4,380億円、有利子負債比率は48.0%。 第12期(平成30年2月期)は「GLP野田吉春」を取得。前期の物件売却益がなくなること等により、前期比2.0%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,495円と前期を1.8%下回る見通し。 第13期(平成30年8月期)1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は、2,492円となる見通し。 なお、シンガポール証券取引所に上場するスポンサーのGLP(グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド)は現在非上場提案を受けているが、非上場となった場合も、GLP投資法人への物件売却は継続する意志を示している。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 14,505百万円 | 14,056百万円 | ▲3.1% | 14,114百万円 | 0.4% |
当期利益 | 6,390百万円 | 6,260百万円 | ▲2.0% | 6,258百万円 | ▲0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,240円 | 2,194円 | ▲2.1% | 2,193円 | ▲0.0% |
1口当たり 利益超過分配金 |
302円 | 301円 | ▲0.3% | 299円 | ▲0.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
2,542円 | 2,495円 | ▲1.8% | 2,492円 | ▲0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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