ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人

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ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が第12期決算を発表、1口当たり実績分配金は6,946円

(2018/03/14)

ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第12期(平成30年1月期)決算を発表した。 第12期は「KDXレジデンス豊洲」等2物件、匿名組合出資持分1件を取得。これに伴う賃貸収益の増加により、前期比1.6%増益。内部留保より合併費用相当額72百万円を取崩し、1口当たり分配金は6,946円と前期を4.7%上回った。 期末のポートフォリオは115物件、資産規模(取得額合計)は1,641億円、有利子負債比率は51.5%。 第13期(平成30年7月期)は、3月1日にジャパン・シニアリビング投資法人を吸収合併。ヘルスケア施設14物件(受入価格合計289億円)を承継し、資産規模は17.7%増の1,931億円となる。これによる賃貸収益が寄与する一方、合併費用398百万円計上により、経常利益ベースでは前期比1.7%増益を見込む。なお、合併に伴い負ののれん2,410百万円が発生する。負ののれんのうち合併費用相当額402百万円を取崩し、分配金総額2,795百万円とする。投資口2分割により、1口当たり分配金は3,570円と前期(分割後換算)を2.8%上回る見通し。 第14期(平成31年1月期)は、受入資産の通期稼働による増収、前期の合併費用がなくなることから、経常利益ベースで前期予想比18.8%増益を見込む。なお、負ののれんは一時差異等調整積立金に振替え、毎期17百万円を分配金に上乗せする、これにより1口当たり分配金は3,640円となる見通し。 合併後はレジデンス、ヘルスケア施設、ホテルの複合型REITとなる。今後は地方における競争力の低下したレジデンスを中心に物件入替を行う方針。物件売却益による分配金上昇とともに、中期的に資産規模3,000億円を目指す。

           
  第12期実績 第13期予想 前期比 第14期予想 前期比
営業収益 5,681百万円 6,593百万円 16.1% 6,738百万円 2.2%
経常利益 2,353百万円 2,393百万円 1.7% 2,844百万円 18.8%
当期利益 2,352百万円 4,802百万円 104.2% 2,843百万円 ▲40.8%
分配金総額 2,424百万円 2,795百万円 15.3% 2,849百万円 1.9%
1口当たり分配金 6,946円 3,570円 - 3,640円 2.0%
    ※第13期より投資口2分割
※第13期当期利益は負ののれん2,410百万円を含む

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