(2022/09/13)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第21期(2022年7月期)決算を発表した。 第21期は、投資口の追加発行を行い「KDXレジデンス溝の口」等8物件を取得した。住宅の期中平均稼働率は96.3%と前期より変動なし。前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件の収益や住宅の繁忙期に伴う礼金・更新料収入が寄与し、前期比0.1%増益。投資口数が5%増加したが、一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より146百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,101円と前期と同額となった。 期末のポートフォリオは173物件、資産規模(取得額合計)は2,907億円、有利子負債比率は50.5%。 第22期(2023年1月期)は、「ツクイ・サンシャイン足立」を取得。住宅の平均稼働率は96.3%と前期より変わらない想定。前期に取得した物件の通期稼働により、前期比2.7%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より56百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,120円と前期比0.5%増となる見通し。 第23期(2023年7月期)は、引き続き住宅の平均稼働率96.3%を想定する。住宅の繁忙期に伴う礼金・更新料収入の増加により、前期予想比0.2%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より48百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,120円と前期予想と同水準となる見通し。 引き続き分配金の下限目標を4,120円に置くとともに、中期目標である2025年までに資産規模3,700億円、1口当たり巡航分配金4,300円を目指す。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,447百万円 | 9,558百万円 | 1.2% | 9,661百万円 | 1.1% |
当期利益 | 4,122百万円 | 4,232百万円 | 2.7% | 4,240百万円 | 0.2% |
分配金総額 | 4,288百万円 | 4,308百万円 | 0.5% | 4,308百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,101円 | 4,120円 | 0.5% | 4,120円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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