(2016/09/13)
ケネディクス・レジデンシャル投資法人が、第9期(平成28年7月期)決算を発表した。 第9期における物件取得はなし。固都税が増加するも、前期に取得した物件の通期稼働や、既存物件の稼働率上昇が寄与し、前期比0.4%増益。内部留保より28百万円を取り崩し、1口当たり分配金は6,360円となった。 期末のポートフォリオは105物件、資産規模(取得額合計)は1,481億円、有利子負債比率は46.8%。 第10期(平成29年1月期)は、「KDXレジデンス西麻布」等都内のレジデンス9棟を取得する一方、地方都市のレジデンス2棟を売却予定。これによる賃貸収益の増加や物件売却益29百万円により、前期比3.5%増益を見込む。売却益を内部留保とするも、1口当たり分配金は6,420円と前期を0.9%上回る見通し。なお、9棟取得及び2棟売却後の資産規模(取得額合計)は1,544億円、有利子負債比率は49.0%を見込む。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,333百万円 | 5,441百万円 | 2.0% |
当期利益 | 2,192百万円 | 2,269百万円 | 3.5% |
分配金総額 | 2,220百万円 | 2,241百万円 | 0.9% |
1口当たり分配金 | 6,360円 | 6,420円 | 0.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。