(2021/03/17)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第21期(2021年1月期)決算を発表した。 第21期は「レジディア中野富士見台」「レジディア城北公園通」を取得、「レジディア代々木の杜」「レジディア経堂」を売却した。都心のシングルタイプを中心に解約が増加したため、募集賃料を減額。これにより期中平均稼働率は前期の96.7%から95.9%と微減であったが、入替時の賃料変動率は前期の+5.5%から+1.2%と縮小した。 賃貸収益及び物件売却益が減少する一方、前期の物件売却損がなくなったため、前期比3.1%増益。一時差異等調整積立金及び内部留保より差引208百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,600円となった。 期末のポートフォリオは271物件、資産規模(取得額合計)は4,585億円、有利子負債比率は48.1%。 第22期(2021年7月期)は、期中平均稼働率が96.4%に回復することを想定するが、修繕費の増加、前期の物件売却益がなくなること等により、前期比4.2%減益を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より525百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,600円と前期と同額を見込む。 第23期(2022年1月期)は、期中平均稼働率が96.6%を想定。支払利息等の減少により、前期予想比0.2%増益を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より計511百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,600円となる見通し。
第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 17,014百万円 | 16,907百万円 | ▲0.6% | 16,853百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 7,548百万円 | 7,230百万円 | ▲4.2% | 7,244百万円 | 0.2% |
分配金総額 | 7,756百万円 | 7,756百万円 | 0.0% | 7,756百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,600円 | 5,600円 | 0.0% | 5,600円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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