(2017/03/10)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第13期(平成29年1月期)決算を発表した。 第13期は、投資口の追加発行を行い「レジディア三宿」「レジディア千里万博公園」を取得。これによる賃貸収益の増加、また支払利息の減少が寄与し、前期比2.7%増益。第13期より一時差異等調整積立金から毎期335百万円以上を取り崩し分配金に上乗せする。第13期は350百万円を取り崩し、投資口数が3.8%増加するも1口当たり分配金は4,979円と前期を4.3%上回った。 期末のポートフォリオは257物件、資産規模(取得額合計)は4,369億円、有利子負債比率は49.6%。 第14期(平成29年7月期)は「レジディア亀戸」等3物件を取得予定。これによる賃貸収益の増加、支払利息の減少が寄与し、前期比1.7%増益を見込む。一時差異等調整積立金より336百万円を取り崩し、1口当たり分配金は5,049円と前期を1.4%上回る見通し。 第15期(平成30年1月期)は、非繁忙期に伴い営業利益ベースで0.4%減益となるが、支払利息の減少により当期純利益は前期予想と同水準を見込む。一時差異等調整積立金より336百万円を取り崩し、1口当たり分配金は5,049円となる見通し。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,504百万円 | 15,755百万円 | 1.6% | 15,709百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 6,371百万円 | 6,480百万円 | 1.7% | 6,480百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 6,721百万円 | 6,816百万円 | 1.4% | 6,816百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,979円 | 5,049円 | 1.4% | 5,049円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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