(2015/03/12)
アドバンス・レジデンス投資法人が第9期(平成27年1月期)決算を発表した。第9期は、25棟取得、6棟売却を行った。物件売却損185百万円が発生するも、賃貸収益の増加、物件売却益839百万円計上により、前期比12%増益。内部留保より77百万円を取り崩し、1口当たり分配金は5,130円と前期を11.7%上回った。期末のポートフォリオは240棟、資産規模(取得額計)は4,105億円、有利子負債比率は50.1%。第10期(平成27年7月期)は、レジデンス9棟を取得予定。これによる賃貸収益が寄与するも、前期の物件売却益がなくなるため、前期比10.5%減益を見込む。内部留保を活用せず1口当たり分配金は4,540円と前期を11.5%下回る見通し。続く第11期(平成28年1月期)1口当たり分配金は4,510円となる見通し。なお、第10期末及び第11期末の有利子負債比率は約51.8%となる見通し。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,633百万円 | 14,928百万円 | ▲4.5% | 14,938百万円 | 0.1% |
当期利益 | 6,591百万円 | 5,902百万円 | ▲10.5% | 5,863百万円 | ▲0.7% |
分配金総額 | 6,669百万円 | 5,902百万円 | ▲11.5% | 5,863百万円 | ▲0.7% |
1口当たり分配金 | 5,130円 | 4,540円 | ▲11.5% | 4,510円 | ▲0.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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