(2014/11/28)
アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)がレジデンス13棟を取得する。13棟の取得額は計102億円。ADRが匿名組合出資を行うSPCからの取得であり、優先交渉権を行使したもの。一方、保有するレジデンス1棟を売却する。売却する物件は横浜市港北区にある1969年竣工の学生寮「東京・スチューデントハウス日吉台」。売却先はスポンサーである伊藤忠商事が出資するSPC。売却額は38億円。簿価との差額は約8.5億円となり売却益が発生する。今回の取得及び売却によりポートフォリオ全体の規模は1.6%増の4,299億円となる。これらに伴い第9期(平成27年1月期)業績予想を修正。前回発表後15棟取得による賃貸収益、上記物件売却益が寄与し、前回予想比14.1%増益を見込む。内部留保より38百万円を取り崩し、1口当たり分配金は5,130円となる見通し。なお、第10期(平成27年7月期)業績予想の修正はなし。
第9期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 15,618百万円 | 14,545百万円 | 7.4% |
当期利益 | 6,630百万円 | 5,811百万円 | 14.1% |
分配金総額 | 6,669百万円 | 5,850百万円 | 14.0% |
1口当たり分配金 | 5,130円 | 4,500円 | 14.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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