(2024/09/13)
森ヒルズリート投資法人が、第36期(2024年7月期)決算を発表した。 第36期は、「ラフォーレ原宿」の底地(共有持分7%)を追加売却した。オフィスのテナント退去による減収が発生したが、物件売却益の増加、解約違約金収入が寄与し、前期比0.8%増益。当期中に物件取得がなかったため、売却益を全額分配し、1口当たり分配金は3,310円と前期比0.9%増となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は4,031億円、有利子負債比率は46.0%。 第37期(2025年1月期)は、「ラフォーレ原宿」の底地(共有持分7%)を追加売却する。オフィスの稼働回復により賃貸収入は増加するが、解約違約金収入の減少や修繕費の増加により、前期比4.8%減益を見込む。買換特例を活用し135百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,080円となる見通し。(但し、物件取得がない場合は売却益を全額分配予定)。 第38期(2025年7月期)も、「ラフォーレ原宿」の底地一部を追加売却予定(未契約)。売却益やオフィスの賃貸収入の増加により、前期予想比1.7%増益を見込む。買換特例を活用した場合、218百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,090円となる見通し。(但し、物件取得がない場合は売却益を全額分配予定)
第36期実績 | 第37期予想 | 前期比 | 第38期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,173百万円 | 11,072百万円 | ▲0.9% | 11,152百万円 | 0.7% |
当期利益 | 6,343百万円 | 6,038百万円 | ▲4.8% | 6,140百万円 | 1.7% |
分配金総額 | 6,343百万円 | 5,902百万円 | ▲7.0% | 5,921百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 3,310円 | 3,080円 | ▲6.9% | 3,090円 | 0.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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