(2020/10/15)
サンケイリアルエステート投資法人が、第3期(2020年8月期)決算を発表した。 第3期における物件取得はなし。オフィスビルの賃料増額改定が寄与する一方、固都税、減価償却費、資産運用報酬の増加により、前期比15.5%減益。1口当たり分配金は2,532円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は673億円、有利子負債比率は44.0%。なお、ホテル2物件を保有するが、固定賃料を確保しており、コロナ禍の影響はほとんどなし。 第4期(2021年2月期)は、「S-GATE赤坂」を取得。これによる賃貸収益及び既存物件の賃料増額が寄与し、前期比5.7%増益を見込み、1口当たり分配金は2,676円となる見通し。 第5期(2021年8月期)は、固都税の評価替えに伴う増加を想定する一方、S-GATE赤坂の通期稼働、既存物件の賃料増額が寄与し、前期予想比0.3%増益を見込み、1口当たり分配金は2,684円となる見通し。 有利子負債比率は、第4期末に46.9%、第5期末に46.8%を想定。 当面は、大都市圏のオフィスビルを中心に、物流施設や住宅も視野に入れ、資産規模1,000億円を目指す。
第3期実績 | 第4期予想 | 前期比 | 第5期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,005百万円 | 2,135百万円 | 6.5% | 2,166百万円 | 1.5% |
当期利益 | 903百万円 | 954百万円 | 5.6% | 957百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 2,532円 | 2,676円 | 5.7% | 2,684円 | 0.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。