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(2019/08/06)
サンケイリアルエステート投資法人が、投資口の追加発行を行う。3月上場後僅か半年で増資に至る。 発行口数は111,619口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,581口。 これにより発行後の投資口数は48.9％増の356,800口となる。 調達額は129億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は「品川シーサイドTSタワー」等、オフィスビル3物件、ホテル1物件の計4物件（うち1物件は追加取得）、取得額は計239.3億円。4物件いずれもスポンサーであるサンケイビルグループからの取得。 これに伴いポートフォリオ全体の規模は55％増の673億円となる。 これらに伴い業績予想を修正。 第1期（2019年8月期）は、上場時に公表した業績予想に対し1.9％増益を見込み、1口当たり分配金は1,121円となる見通し。有利子負債比率は46.8％を想定。 増資及び物件取得が反映される第2期（2020年2月期）は、上場時公表に対し65.9％増益を見込む。投資口数が増加するも1口当たり分配金は2,689円と11.4％増となる見通し。有利子負債比率は46.0％を想定。 固都税が通期計上となる第3期（2020年8月期）1口当たり分配金は2,358円、第4期（2021年2月期）1口当たり分配金は2,374円となる見通し。
| ＜取得＞ | ||||
| 物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
| ブリーゼタワー（追加） | 大阪府大阪市北区 | 4,500百万円 | 3.90% | （株）サンケイビル |
| 品川シーサイドTSタワー | 東京都品川区 | 10,040百万円 | 3.60% | （同）エス・ケー・ビー3号 |
| 大森パークビル | 東京都大田区 | 5,400百万円 | 3.90% | （同）エス・ケー・ビー1号 |
| ホテルインターゲート広島 | 広島県広島市中区 | 3,990百万円 | 4.60% | （株）サンケイビル |
| 合計 | 23,930百万円 | |||
| 第1期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 1,154百万円 | 1,140百万円 | 1.2% | |
| 当期利益 | 268百万円 | 263百万円 | 1.9% | |
| 1口当たり分配金 | 1,121円 | 1,099円 | 2.0% | |
| ※第1期の実質的な運用期間：2019/3/12～2019/8/31の173日間 | ||||
| 第2期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 1,951百万円 | 1,222百万円 | 59.7% | |
| 当期利益 | 959百万円 | 578百万円 | 65.9% | |
| 1口当たり分配金 | 2,689円 | 2,414円 | 11.4% | |
| 第3期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 2,005百万円 | 1,279百万円 | 56.8% | |
| 当期利益 | 841百万円 | 532百万円 | 58.1% | |
| 1口当たり分配金 | 2,358円 | 2,223円 | 6.1% | |
| 第4期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 2,025百万円 | 1,295百万円 | 56.4% | |
| 当期利益 | 847百万円 | 535百万円 | 58.3% | |
| 1口当たり分配金 | 2,374円 | 2,235円 | 6.2% | |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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