5月20日週のニュース概観
(写真/iStock)
5月25日、サイバー法人台帳ROBINSにより「MUFGプライベートリート投資法人」の新設が判明した。
当該投資法人について、現時点(※1)では株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループやその傘下にある株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社等(以下、それぞれ「株式会社」を省略)から関連するプレスリリースが出されていないものの、以下の2点から三菱UFJ信託銀行をスポンサーとする私募REITだと判断される。
1.2018年5月17日付で日本経済新聞が、三菱UFJ信託銀行が2018年度中に私募REIT「MUFGプライベートリート投資法人(仮)」の組成と運用開始を予定していると報じた(※2)。
2.当該投資法人の所在地が三菱UFJ信託銀行の100%子会社MU投資顧問株式会社(以下、MU投資顧問)の所在地と同一である。
ただし、MU投資顧問のホームページを見る限り、現時点で同社はREITの資産運用会社となる上で必須の宅地建物取引業免許や宅地建物取引業取引一任代理等認可を取得していないようなので(※3)、同社がそのままMUFGプライベートリート投資法人の資産運用会社となるかは不明。
ともあれ、みずほ信託銀行をバックに擁するOneプライベート投資法人に続いて三菱UFJ信託銀行をスポンサーとする私募REITが今回生まれたことで、残る信託銀行大手の三井住友信託銀行の動きに注目が集まりそうだ。
【注釈】
※1.当該記事の「現時点」とは2019年5月28日時点のこと。
※2.日本経済新聞記事「三菱UFJ信託が私募リート 18年度中に数百億円で」を参照。
当該記事のURLは以下の通り(2018年5月17日更新 最終閲覧日:2019年5月28日)。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30629250X10C18A5EE9000/
※3.MU投資顧問ホームページ「会社概要」を参照。
該当箇所のURLは以下の通り(最終閲覧日:2019年5月28日)。
http://www.mu-iv.co.jp/company/profile.html
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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