ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人

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3278 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人

ケネディクス・レジデンシャル投資法人とジャパン・シニアリビング投資法人が合併契約を締結

(2017/11/10)

ケネディクス・レジデンシャル投資法人(KDR)と、ジャパン・シニアリビング投資法人(JSL)が平成30年3月1日を効力日とする合併契約を締結した。存続投資法人はKDR。合併比率はKDR:JSL=2:1。一方、JSLは平成30年1月開催予定の投資主総会における合併承認を経て、2月26日に上場廃止の予定。資産運用会社はKDRの資産運用会社がJSLの運用業務を承継する。 両投資法人ともに主要スポンサーがケネディクスである点、KDRにおいては不動産取得環境が厳しく外部成長が難しい点、JSLは時価総額が小さくヘルスケアREITの認知度が低い点等を合併に至る背景とする。合併後は「ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人」と名称を変更し、レジデンス、ヘルスケア施設、ホテル等の複合型のREITとなる。合併後の資産規模は1,931億円と資産規模2,000億円が視野に入るとともに、異なる用途による収益安定性、コスト削減による運用効率の向上、有利子負債比率低下による財務強化を図る。更に合併に伴い負ののれんが発生する。 これに伴い、合併後の業績予想を発表。第13期(平成30年7月期)は、JSLの運用資産14物件を承継。負ののれんを3,283百万円と試算し特別利益に計上し、当期純利益は5,694百万円を見込む。負ののれんを内部留保する一方、合併報酬相当額を取崩し、分配金総額は2,795百万円、投資口2分割に伴い1口当たり分配金3,570円(分割前換算7,140円)となる見通し。 第14期(平成31年1月期)1口当たり分配金は3,610円(分割前換算7,220円)となる見通し。

<合併後のポートフォリオ構築方針>    
    組入比率  
居住用施設
(賃貸住宅・サービスアパートメント・社宅等)
60%以上  
ヘルスケア施設
(有料老人ホーム、高齢者向け住宅、病院等)
20%以下  
ホテル 20%以下  
その他 10%以下  
     
  第13期予想 (第12期予想) 増減率
営業収益 6,580百万円 5,623百万円 17.0%
当期利益 5,694百万円 2,303百万円 147.2%
分配金総額 2,795百万円 2,373百万円 17.8%
1口当たり分配金 3,570円 3,400円 5.0%
(※第12期1口当たり分配金は分割後換算)    
  第14期予想 (第13期予想) 増減率
営業収益 6,730百万円 6,580百万円 2.3%
当期利益 2,826百万円 5,694百万円 ▲50.4%
分配金総額 2,826百万円 2,795百万円 1.1%
1口当たり分配金 3,610円 3,570円 1.1%

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