(2020/12/15)
スターツプロシード投資法人が、第30期(2020年10月期)決算を発表した。 第30期は「プロシード門前仲町」等3物件を取得、「プロシード京橋」等2物件を売却した。非繁忙期による礼金収入の減少、物件売却益の減少等により、前期比17.3%減益となるが、内部留保を行った前期に対し、1口当たり分配金は5,488円と前期比8.5%増となった。 期末のポートフォリオは107物件、資産規模(取得額合計)は879億円、有利子負債比率は50.5%。 第31期(2021年4月期)は、稼働率の上昇により賃貸収入は増加するが、前期の物件売却益の反動減により、前期比17.4%減益を見込み、1口当たり分配金は4,530円となる見通し。 第32期(2021年10月期)は、非繁忙期により前期予想比0.7%減益を見込み、1口当たり分配金は4,500円となる見通し。 引き続き、郊外の小規模及び築古物件を売却し、スポンサーの開発物件を取得する物件入替えで、物件売却益を投資家に還元するとともに、ポートフォリオの質向上と外部成長を目指す。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,352百万円 | 3,163百万円 | ▲5.6% | 3,129百万円 | ▲1.1% |
当期利益 | 1,392百万円 | 1,149百万円 | ▲17.5% | 1,142百万円 | ▲0.6% |
1口当たり分配金 | 5,488円 | 4,530円 | ▲17.5% | 4,500円 | ▲0.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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