(2022/07/19)
阪急阪神リート投資法人が、第34期(2022年5月期)決算を発表した。 第34期は、「H-CUBE MINAMIAOYAMA」等2物件を取得、「スフィアタワー天王洲」を売却した。新規物件の賃貸収益及び物件売却益60百万円が寄与し、前期比3.3%増益。売却益のうち30百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,961円と前期比1.8%増となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は1,686億円、有利子負債比率は43.9%。 第35期(2022年11月期)は、修繕費が減少する一方、ラグザ大阪と北野阪急ビルのホテル部分の固定賃料減額、前期の物件売却益の反動減等により、前期比0.8%減益を見込む。1口当たり分配金は2,980円と前期比0.6%増となる見通し。 第36期(2023年5月期)は、都市型商業施設のテナント退去が発生するが、オフィスの賃貸収入増加、修繕費の減少により、前期予想比0.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,000円となる見通し。 コロナ禍前の分配金水準3,100円の早期回復と更なる成長を目指す。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,697百万円 | 5,698百万円 | 0.0% | 5,650百万円 | ▲0.8% |
当期利益 | 2,088百万円 | 2,071百万円 | ▲0.8% | 2,085百万円 | 0.7% |
分配金総額 | 2,058百万円 | 2,071百万円 | 0.6% | 2,085百万円 | 0.7% |
1口当たり分配金 | 2,961円 | 2,980円 | 0.6% | 3,000円 | 0.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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