(2019/07/19)
阪急阪神リート投資法人が、第28期(2019年5月期)決算を発表した。 第28期は、投資口の追加発行を行い「グランドフロント大阪」等4物件を取得する一方、「ららぽーと甲子園」の底地を売却した。 修繕費が増加するが、賃貸収益の増加、物件売却益204百万円により、前期比12.2%増益。投資口数が8.9%増加するも、1口当たり分配金は3,211円と前期比3%増となった。 期末のポートフォリオは30物件、資産規模(取得額合計)は1,674億円、有利子負債比率は43.6%。 第29期(2019年11月期)は、修繕費が減少するが、前期の物件売却益がなくなることや、汐留イーストサイドビルの大型テナント退去により、前期比3.5%減益を見込み、1口当たり分配金は3,100円となる見通し。 第30期(2020年5月期)は、修繕費が増加する一方、汐留イーストサイドビルの稼働率上昇、上六Fビルディングの原状回復費収入により、前期予想比0.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,120円となる見通し。 引き続き中期目標である巡航分配金3,100円水準、2020年中に資産規模2,000億円を目指す。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,078百万円 | 5,952百万円 | ▲2.1% | 6,075百万円 | 2.1% |
当期利益 | 2,232百万円 | 2,155百万円 | ▲3.4% | 2,169百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 3,211円 | 3,100円 | ▲3.5% | 3,120円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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