(2017/07/14)
阪急リート投資法人が、第24期(平成29年5月期)決算を発表した。 第24期における物件取得はなし。修繕費が増加する一方、前期に取得した物件の通期稼働による増収や、支払利息等営業外費用の減少が寄与し、前期比3.5%増益、1口当たり分配金は2,717円となった。 期末のポートフォリオは23物件、資産規模(取得額合計)は1,478億円、有利子負債比率は44.6%。 第25期(平成29年11月期)オアシスタウン伊丹鴻池(底地)賃料が前倒しで寄与し、前期比3.0%増益を見込み、1口当たり分配金は2,800円となる見通し。 第26期(平成30年5月期)は、修繕費が増加する一方、スフィアタワー天王洲の稼働率回復に伴い、前期予想比3.6%増益を見込み、1口当たり分配金は2,900円となる見通し。中期的な目標である巡航ベースの分配金2,900円が視野に入り、引き続き同水準を維持していく予定。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,740百万円 | 4,873百万円 | 2.8% | 4,956百万円 | 1.7% |
当期利益 | 1,623百万円 | 1,673百万円 | 3.1% | 1,732百万円 | 3.5% |
1口当たり分配金 | 2,717円 | 2,800円 | 3.1% | 2,900円 | 3.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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