(2021/03/17)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第31期(2021年1月期)決算を発表した。 第31期における物件取得はなし。前期に取得した物件が通期寄与する一方、前期の物件売却益の反動減、浦安物流センターの建替に伴う減収及び解体費用発生により、前期比57.8%減益。内部留保より224百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,800円となった。 期末のポートフォリオは49物件、資産規模(取得額合計)は2,691億円、有利子負債比率は44.1%。 第32期(2021年7月期)は、「愛西物流センター」を取得。浦安物流センターの解体費用、千葉北物流センターのリニューアル工事費用の発生により、前期比6.6%減益を見込むが、内部留保より496百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,800円と前期と同額となる見通し。 第33期(2022年1月期)は、前期に発生する解体費用やリニューアル工事費用がなくなるため、前期予想比13.6%増益を見込み、1口当たり分配金は4,830円となる見通し。 なお、千葉北物流センターは2021年4月にリニューアル工事が終了予定。浦安物流センターは解体・建替を経て2022年8月竣工予定。 引き続き、立地、築年数、未消化容積等の条件を元に投資効率やポートフォリオへ与える影響を検証し、適時自社による再開発を検討していく方針。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,120百万円 | 9,158百万円 | 0.4% | 9,166百万円 | 0.1% |
当期利益 | 4,120百万円 | 3,848百万円 | ▲6.6% | 4,371百万円 | 13.6% |
分配金総額 | 4,344百万円 | 4,344百万円 | 0.0% | 4,371百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 4,800円 | 4,800円 | 0.0% | 4,830円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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