(2019/03/12)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第27期(2019年1月期)決算を発表した。 第27期は「大阪西淀川物流センター」を取得、「船橋物流センター」を売却した。修繕費や固定資産除却損の増加に伴い賃貸収益が減少したが、船橋物流センターの売却益926百万円が寄与し、前期比12.5%増益。物件売却益のうち366百万円を内部留保、また自己投資口の消却を行い、投資口数が0.98%減少。これにより1口当たり分配金は4,710円と前期を4.6%上回った。 期末のポートフォリオは46物件、資産規模(取得額合計)は2,647億円、有利子負債比率は44.2%。 第28期(2019年7月期)は「市川物流センターⅢ」「戸田物流センター」を取得する。賃貸収益の増加や、固定資産除却損及び融資手数料の減少が寄与する一方、前期の物件売却益がなくなるため、前期比8.6%減益を見込む。1口当たり分配金は4,670円と前期を0.8%下回る見通し。 第29期(2020年1月期)は、「藤沢物流センター」「八千代物流センターⅢ」を取得予定。第28期に取得する物件の通期稼働等により、前期予想比2.0%増益を見込み、1口当たり分配金は4,760円となる見通し。 なお、当面の分配金目標として1口当たり5,000円を設定する。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | 第29期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,928百万円 | 9,117百万円 | ▲8.2% | 9,282百万円 | 1.8% |
当期利益 | 4,628百万円 | 4,231百万円 | ▲8.6% | 4,316百万円 | 2.0% |
分配金総額 | 4,262百万円 | 4,231百万円 | ▲0.7% | 4,316百万円 | 2.0% |
1口当たり分配金 | 4,710円 | 4,670円 | ▲0.8% | 4,760円 | 1.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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