(2018/03/13)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第25期(平成30年1月期)決算を発表した。 第25期は、2年ぶりとなる投資口の追加発行を行い「横浜町田物流センター」等3物件を取得。これにより前期比10%増益。投資口数が5.1%増加するも、1口当たり分配金は4,376円と前期を4.7%上回った。 期末のポートフォリオは45物件、資産規模(取得額合計)は2,679億円、有利子負債比率は44.3%。 第26期(平成30年7月期)は「柏物流センターⅡ(建物)」「仙台港北物流センター」を取得。これによる賃貸収益の増加や金融コストの減少が寄与し、前期比1.8%を見込み、1口当たり分配金は4,450円となる見通し。 第27期(平成31年1月期)は、既存物件の稼働率上昇による増収を見込み、前期予想比1.1%増益、1口当たり分配金は4,500円となる見通し。 併せて、自己投資口の取得を行うことを発表した。3月13日時点のNAV倍率が0.89倍と割安の水準にある。取得する投資口数は上限11,000口(発行済投資口数の1.2%に相当)、取得総額は上限2,500百万円。上限で取得及び消却した場合、第26期1口当たり分配金は+50円、第27期1口当たり分配金は+60円を見込む。 また、スポンサーの1社であるケネディクスと物件取得のサポート契約を解約。併せて三井住友信託銀行とケネディクスが保有する資産運用会社の株式一部を三井物産アセットマネジメント・ホールディングス(MAH)に売却する。これによりMAHの株主割合が51%から70%へ上昇する。
第25期実績 | 第26期予想 | 前期比 | 第27期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,857百万円 | 9,091百万円 | 2.6% | 9,127百万円 | 0.4% |
当期利益 | 4,048百万円 | 4,119百万円 | 1.8% | 4,164百万円 | 1.1% |
1口当たり分配金 | 4,376円 | 4,450円 | 1.7% | 4,500円 | 1.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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