(2017/03/10)
日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)が、第23期(平成29年1月期)決算を発表した。 第23期における物件取得はなし。融資関連費用が増加する一方、テナントの異動に伴う賃貸収益の増加、減価償却費の減少等が寄与し、前期比0.8%増益、1口当たり分配金は4,081円となった。 期末のポートフォリオは42物件、資産規模(取得額合計)は2,126億円、有利子負債比率は34.2%と前期と変動なし。 第24期(平成29年7月期)は「新木場物流センターⅡ」「草加物流センター」を取得。また「清須物流センター」の再開発が完了。既存物件のテナント退去を見込む一方、これら3物件の収益が寄与し、前期比1.9%増益、1口当たり分配金は4,160円となる見通し。 第25期(平成30年1月期)は、3物件の通期稼働、既存物件におけるテナント入替えを見込み、前期予想比2.1%増益、1口当たり分配金は4,250円となる見通し。 なお、昨今の大量供給の影響によって、千葉内陸、圏央道、神奈川内陸等一部エリアでマーケット賃料が低下する等、物流施設の需給環境に変調も出始めている。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,748百万円 | 7,960百万円 | 2.7% | 8,234百万円 | 3.4% |
当期利益 | 3,591百万円 | 3,661百万円 | 1.9% | 3,739百万円 | 2.1% |
1口当たり分配金 | 4,081円 | 4,160円 | 1.9% | 4,250円 | 2.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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