(2023/07/27)
森トラストリート投資法人が、業績予想を修正した。 合併後初となる第43期(2023年8月期)は、保有資産の耐用年数の算出方法を見直すことにより、耐用年数が従来より長期化するため、各期における減価償却費が減少する。加えて変動賃料のホテル4物件の賃料の上振れを反映し、4月に公表した業績予想に対し11.3%増益を見込む。新橋駅前MTRビルの売却益の一部を内部留保とし、1口当たり分配金は1,700円と7.3%増となる見通し。 第44期(2024年2月期)も同様に、減価償却費の減少及びホテルの変動賃料の増加により、前回予想比9.6%増益を見込む。新橋駅前MTRビルの売却益の一部を内部留保とし、1口当たり分配金は1,728円と前回予想を8.0%上回る見通し。
第43期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 11,798百万円 | 11,609百万円 | 1.6% |
当期利益 | 6,273百万円 | 5,637百万円 | 11.3% |
分配金総額 | 6,052百万円 | 5,639百万円 | 7.3% |
1口当たり分配金 | 1,700円 | 1,584円 | 7.3% |
第44期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 11,765百万円 | 11,652百万円 | 1.0% |
当期利益 | 6,612百万円 | 6,032百万円 | 9.6% |
分配金総額 | 6,152百万円 | 5,696百万円 | 8.0% |
1口当たり分配金 | 1,728円 | 1,600円 | 8.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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