(2018/11/14)
森トラスト総合リート投資法人が、第33期(2018年9月期)決算を発表した。 第33期における物件取得はなし。前期に取得した広尾MTRビルの通期稼働、テナント入替えによる賃料増額、減価償却費及び支払利息減少により、前期比0.4%増益。内部留保より11百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円と前期と同額となった。 期末のポートフォリオは15物件、資産規模(取得額合計)は3,240億円、有利子負債比率は47.1%。 第34期(2019年3月期)は、天神プライムのテナント入替やイトーヨーカドー湘南台店の契約見直しによる収益減、修繕費の増加を見込む一方、既存物件の賃料増額や仲介手数料の減少等により、前期比0.1%増益を見込む。内部留保より5百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円となる見通し。 第35期(2019年9月期)は、大崎MTビルのテナント退去を見込むが、既存物件の賃料増額、修繕費の減少により、当期純利益は前期予想と同水準を見込む。内部留保より5百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,819百万円 | 8,759百万円 | ▲0.7% | 8,780百万円 | 0.2% |
当期利益 | 4,806百万円 | 4,814百万円 | 0.2% | 4,814百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 4,818百万円 | 4,818百万円 | 0.0% | 4,818百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,650円 | 3,650円 | 0.0% | 3,650円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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