(2013/05/14)
森トラスト総合リート投資法人が第22期(平成25年3月期)決算を発表した。第22期は商業施設1棟を取得。三田MTビルの主要テナント退去及び大阪丸紅ビルのマスターリース契約終了により賃貸収益が減少するも、大阪丸紅ビルの固定資産受贈益計上により前期比0.7%増益、1口当たり分配金は19,774円となった。第23期(平成25年9月期)は、渋谷区の商業施設「渋谷フラッグ」を取得。これに伴い有利子負債比率は前期末の48.8%から53.7%へ上昇し、基準値である50%を一時的に超過する。渋谷フラッグの賃貸収益が寄与する一方、既存物件の収益減及び前期の固定資産受贈益がなくなることから前期比11%減益、1口当たり分配金は17,500円となる見通し。続く第24期(平成26年3月期)は前期予想比2.8%増益を見込み、1口当たり分配金は18,000円となる見通し。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,436百万円 | 8,679百万円 | 2.9% | 8,740百万円 | 0.7% |
当期利益 | 4,785百万円 | 4,235百万円 | ▲11.5% | 4,355百万円 | 2.8% |
1口当たり分配金 | 19,774円 | 17,500円 | ▲11.5% | 18,000円 | 2.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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