(2022/10/28)
東急リアル・エステート投資法人(TRE)が、東急銀座二丁目ビルを売却する。 売却する物件は、中央区銀座にある、2008年竣工のオフィスビル。TREは2011年に取得した。主要テナントであるネットイヤーグループが9月末に一部退去した。テナント誘致をしていたが、従前の賃料水準が維持できないことや、築14年が経過し大規模修繕が必要な点から、入札を行い売却することを決定した。売却額は89.7億円。 これに伴い業績予想を修正。第39期(2023年1月期)は、本物件の売却益4,586百万円計上により、9月に公表した業績予想に対し177%増益を見込む。但し、売却益のうち2,958百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,040円と26.3%増となる見通し。 第40期(2023年7月期)は、売却した物件の賃貸収入がなくなる一方、賃貸費用や支払利息の減少により、前回予想比2.0%増益を見込む。内部留保より323百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,400円と前回予想と変わらない見通し。
<売却> | |||
物件名称 | 東急銀座二丁目ビル | ||
所在地 | 東京都中央区銀座 | ||
売却額 | 8,970百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 4,285百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 4,685百万円 | ||
売却日 | 2022年11月30日 | ||
売却先 | KR Ginza特定目的会社 | ||
第39期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 11,295百万円 | 6,730百万円 | 67.8% |
当期利益 | 6,907百万円 | 2,488百万円 | 177.6% |
分配金総額 | 3,949百万円 | 3,126百万円 | 26.3% |
1口当たり分配金 | 4,040円 | 3,200円 | 26.3% |
第40期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 7,615百万円 | 7,682百万円 | ▲0.9% |
当期利益 | 3,000百万円 | 2,941百万円 | 2.0% |
分配金総額 | 3,323百万円 | 3,323百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,400円 | 3,400円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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