(2020/03/16)
東急リアル・エステート投資法人が、第33期(2020年1月期)決算を発表した。 第33期は、オリックス不動産投資法人と物件入替えを行い「KN自由が丘プラザ」の一部を取得する一方、「TOKYU REIT赤坂檜町ビル」の一部を売却。既存物件の稼働率及び賃料上昇、物件売却益664百万円が寄与し、前期比25.3%増益。物件売却益のうち356百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は3,298円と前期比12.8%増となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は2,312億円、有利子負債比率は41.9%。 第34期(2020年7月期)は「KN自由が丘プラザ」の残持分を取得、「TOKYU REIT赤坂檜町ビル」の残持分を売却する。東急虎ノ門ビルやQFRONT等既存物件の賃料増額、物件売却益の増加により、前期比5.0%増益を見込む。物件売却益701百万円のうち375百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は3,460円と前期比4.9%増となる見通し。 第35期(2021年1月期)は、引き続き賃料アップが見込めるが、前期の物件売却益の反動減に伴い、前期比15.8%減益を見込み、1口当たり分配金は3,240円と前期予想比6.4%減となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,123百万円 | 8,295百万円 | 2.1% | 7,673百万円 | ▲7.5% |
当期利益 | 3,580百万円 | 3,759百万円 | 5.0% | 3,166百万円 | ▲15.8% |
分配金総額 | 3,224百万円 | 3,384百万円 | 5.0% | 3,166百万円 | ▲6.4% |
1口当たり分配金 | 3,298円 | 3,460円 | 4.9% | 3,240円 | ▲6.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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