(2018/09/13)
東急リアル・エステート投資法人が、第30期(2018年7月期)決算を発表した。 第30期における物件取得はなし。世田谷ビジネススクエアのフリーレント終了やその他物件の賃料増額により、前期7.4%増益。1口当たり分配金は2,739円となった。 期末のポートフォリオは29物件、資産規模(取得額合計)は2,235億円、有利子負債比率は42.6%。 第31期(2019年1月期)は「ルーシッドスクエア恵比寿」「REVE中目黒(底地)」を取得、「TOKYU REIT木場ビル」を売却する。NOIは減少するが、物件売却益316百万円が寄与し、前期比10.2%増益を見込み、1口当たり分配金は3,020円となる見通し。 第32期(2019年7月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比9%減益を見込む。TOKYU REIT新宿ビルの外壁工事相当額52百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は2,800円となる見通し。 引き続き物件入替えを行うとともに、余剰資金で自己投資口の取得を検討する。また物件売却益は、当期純利益の10%を限度として内部留保し、残額を分配する方針。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,119百万円 | 7,495百万円 | 5.3% | 7,196百万円 | ▲4.0% |
当期利益 | 2,678百万円 | 2,952百万円 | 10.2% | 2,685百万円 | ▲9.0% |
分配金総額 | 2,677百万円 | 2,952百万円 | 10.3% | 2,737百万円 | ▲7.3% |
1口当たり分配金 | 2,739円 | 3,020円 | 10.3% | 2,800円 | ▲7.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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