(2019/11/15)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第36期(2019年9月期)決算を発表した。 第36期は「川崎砂子ビルディング」の持分50%を売却。保有物件の賃料増額、川崎砂子ビルディングの売却益1,583百万円が寄与し、前期比11.3%増益。820百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は10,197円と前期を5.2%上回った。 期末のポートフォリオは73物件、資産規模(取得額合計)は1兆239億円、有利子負債比率は40.4%。 第37期(2020年3月期)は、「川崎砂子ビルディング」の残り持分50%を売却する。これに伴う売却益1,596百万円計上や、既存物件の賃料増額により、前期比1.0%増益を見込む。820百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は10,300円となる見通し。 第38期(2020年9月期)は、既存物件の賃料増額を見込む一方、前期の物件売却益がなくなることから、前期予想比4.5%減益を想定するが、内部留保を行わないため、1口当たり分配金は10,400円と前期予想を上回る見通し。
第36期実績 | 第37期予想 | 前期比 | 第38期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 35,164百万円 | 35,240百万円 | 0.2% | 34,130百万円 | ▲3.1% |
当期利益 | 14,945百万円 | 15,090百万円 | 1.0% | 14,410百万円 | ▲4.5% |
分配金総額 | 14,124百万円 | 14,270百万円 | 1.0% | 14,410百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 10,197円 | 10,300円 | 1.0% | 10,400円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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