(2018/05/15)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第33期(平成30年3月期)決算を発表した。 第33期は「フロントプレイス日本橋」「新宿イーストサイドスクエア」の追加持分を取得する一方、「渋谷クロスタワー」の建物を売却した。渋谷クロスタワーの売却益138百万円、水道光熱費の減少が寄与し、前期比3.2%増益。66百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は9,336円と前期を2.6%上回った。 期末のポートフォリオは70物件、資産規模(取得額合計)は9,901億円、有利子負債比率は43.2%。 第34期(平成30年9月期)は、投資口の追加発行を行い「新宿フロントタワー」を取得。前期の物件売却益がなくなるが、新規取得及び前期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期比3%増益を見込む。投資口数5.8%増加により、1口当たり分配金は9,140円と前期を2.1%下回る見通し。 第35期(平成31年3月期)は、季節変動に伴う水道光熱費の減少等により、前期予想比2.1%増益を見込み、1口当たり分配金は9,340円となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 31,955百万円 | 32,630百万円 | 2.1% | 32,580百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 12,291百万円 | 12,660百万円 | 3.0% | 12,930百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 12,223百万円 | 12,660百万円 | 3.6% | 12,930百万円 | 2.1% |
1口当たり分配金 | 9,336円 | 9,140円 | ▲2.1% | 9,340円 | 2.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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