(2018/01/11)
ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)が、スポンサーである三菱地所と物件の入替えを行う。 JREが売却する物件は、渋谷駅より徒歩5分に位置する、昭和51年竣工、32階建の渋谷クロスタワー(旧・東邦生命ビル)の建物部分。売却額は100億円。築41年を経過し、修繕対策が課題であった。スポンサーである三菱地所より打診を受け、建物のみ三菱地所に売却し、土地はJREが継続保有し、三菱地所より地代を受領する。 JREは建物を売却する代わりに、三菱地所が開発した日本橋の新築のオフィスビルを取得する。取得する物件は、地下鉄日本橋駅より徒歩1分に位置する、平成26年竣工、10階建のオフィスビル。取得額は175.6億円、想定NOI利回りは3.5%。 なお、将来的に渋谷クロスタワーを再開発し三菱地所が売却する場合には、JREは優先交渉権を持つ。 本物件入替えに伴い売却益が発生するが、内部留保を予定するため、業績予想の修正はなし。
<取得> | |||
物件名称 | フロントプレイス日本橋 | ||
所在地 | 東京都中央区日本橋 | ||
取得金額 | 17,560百万円 | ||
想定NOI利回り | 3.5% | ||
還元利回り | 3.4% | ||
竣工時期 | 平成26年2月 | ||
取得日 | 平成30年1月19日 | ||
売主 | 日本橋2丁目開発特定目的会社 | ||
<売却> | |||
物件名称 | 渋谷区クロスタワー(建物) | ||
所在地 | 東京都渋谷区渋谷 | ||
売却価格 | 10,000百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 9,758百万円 | ||
差額(売却価格-簿価) | 242百万円 | ||
売却日 | 平成30年1月18日 | ||
売却先 | 三菱地所(株) |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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