(2023/04/18)
ザイマックス・リート投資法人が、第10期(2023年2月期)決算を発表した。 第10期における物件取得はなし。ポートフォリオの58%を占めるオフィスの期末稼働率は99.2%と前期と同じだが、フリーレントを反映した実質稼働率は98.7%と前期より0.5ポイント低下した。ホテルの変動賃料や物件売却益の減少により、前期比18.9%減益、1口当たり分配金は3,262円となった。 なお、ホテルビスタ仙台の変動賃料は、過去1年間のGOP平均を基準として月毎に算出する。収益計上時期が後ずれするため、第11期以降収益が改善する。 期末のポートフォリオは18物件、資産規模(取得額合計)は434億円、有利子負債比率は40.8%。 第11期(2023年8月期)は、オフィスの期末稼働率及び実質稼働率ともに98.8%を想定する。オフィスの賃貸収入及びホテルの変動賃料が増加するが、固都税や修繕費の増加により、前期比5.7%減益を見込み、1口当たり分配金は3,074円となる見通し。 第12期(2024年2月期)は、修繕費が減少する一方、リファイナンスに伴い融資関連費用や支払利息の増加を想定し、前期予想比2.1%減益を見込み、1口当たり分配金は3,010円となる見通し。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,646百万円 | 1,666百万円 | 1.2% | 1,648百万円 | ▲1.1% |
当期利益 | 814百万円 | 767百万円 | ▲5.8% | 751百万円 | ▲2.1% |
1口当たり分配金 | 3,262円 | 3,074円 | ▲5.8% | 3,010円 | ▲2.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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