(2022/12/15)
投資法人みらいが、第13期(2022年10月期)決算を発表した。 第13期は、「コンフォートホテル長野」と「オリコ博多駅南ビル」の共有持分50%を売却した。期末稼働率は98.1%と前期と同じ。水光熱費や固都税が増加するも、前期に取得した物件の通期稼働や物件売却益113百万円が寄与し、前期比3.5%増益となり、1口当たり分配金は1,313円となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模(取得額合計)は1,631億円、有利子負債比率は48.6%。 第14期(2023年4月期)は、「MIテラス仙台広瀬通り」を取得する一方、「オリコ博多駅南ビル」の残り50%を売却する。期末稼働率は98.3%と前期より0.2ポイント上昇する想定だが、オフィスのフリーレント増加や水光熱費の増加等により、前期比2.0%減益を見込み、1口当たり分配金は1,285円となる見通し。 第15期(2023年10月期)は、期末稼働率98.8%と前期予想より0.5ポイント上昇する想定だが、物件売却益がなくなることや、水光熱費の増加により、前期予想比14.4%減益を見込み、1口当たり分配金は1,100円となる見通し。 前期に策定した新中期目標として、1口当たり分配金1,300円、1口当たりNAV53,000円、資産規模2,000億円を掲げるが、当面は物件入替えによる1口NAVの向上に注力する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,666百万円 | 5,720百万円 | 1.0% | 5,701百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 2,324百万円 | 2,277百万円 | ▲2.0% | 1,948百万円 | ▲14.4% |
1口当たり分配金 | 1,313円 | 1,285円 | ▲2.1% | 1,100円 | ▲14.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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