(2018/12/13)
投資法人みらいが、第5期(2018年10月期)決算を発表した。 第5期は、投資口の追加発行を行い「MIテラス名古屋伏見」等3物件を取得。前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件取得や「ミ・ナーラ」のリニューアルによる賃貸収益の増加が寄与し、前期比12.7%増益となった。投資口数15.5%増加により、1口当たり分配金は5,668円と前期を2.4%下回った。 期末のポートフォリオは24物件、資産規模(取得額合計)は1,239億円、有利子負債比率は48.7%。 第6期(2019年4月期)は、2期連続となる投資口追加発行を行い「スマイルホテル那覇シティリゾート」等5物件を取得。これにより資産規模(取得額合計)は1,450億円に拡大した。前期比17.2%増益を見込み、投資口数が16.6%増加するも、1口当たり分配金は5,700円と前期を0.6%上回る見通し。 併せて投資口の分割を発表した。2019年4月末を基準日として、第7期(2019年10月期)より投資口1口を4口に分割する。 第7期は、固都税が増加する一方、既存物件の稼働率上昇やフリーレント終了により、当期純利益は前期予想と同水準を見込む。投資口4分割に伴い、1口当たり分配金は1,425円(分割前換算5,700円)となる見通し。有利子負債比率は49.0%を想定。 なお、中期経営計画を1年半前倒しで達成したことにより、中期経営計画の拡張版として、2020年末までに資産規模2,000億円、また今後の金融収縮期に備えて有利子負債比率は45%以下へ引き下げることを目標とする。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,417百万円 | 4,956百万円 | 12.2% | 5,025百万円 | 1.4% |
当期利益 | 1,922百万円 | 2,253百万円 | 17.2% | 2,254百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,668円 | 5,700円 | 0.6% | 1,425円 | - |
1口当たり分配金 (分割前換算) |
5,668円 | 5,700円 | 0.6% | 5,700円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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