(2017/10/23)
投資法人みらいが、物件入替えを行う。 取得する物件は、東京・大阪のオフィスビル、奈良の商業施設の計3物件、取得額は計161億円。 売却する物件は、品川シーサイドパークタワーの共有持分36.6%。最終的な売却先はスポンサーである三井物産グループが組成予定の私募REITを予定。売却額は120億円、簿価との差額は251百万円となり、売却益が第4期(平成30年4月期)に発生する。残余持分63.4%は投資法人みらいが継続保有する。また今回取得予定の「東京フロントテラス」も私募REITと共同保有する予定。 物件入替えに伴い、ポートフォリオ全体の規模は4.4%増の1,051億円と微増だが、ポートフォリオのリスク分散とNOI利回りの上昇を図る。 これに伴う業績予想は、第3期(平成29年10月期)は変更なし。第4期(平成30年4月期)は、売却益が発生する一方、取得予定物件の「奈良平城プラザ」のリニューアル工事を予定しているため、改めて公表する。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 | |
東京フロントテラス (共有持分50.2%) |
東京都品川区東品川 | 10,592百万円 | 4.00% | 合同会社天王洲1 | |
日宝本町ビル | 大阪市中央区南本町 | 1,465百万円 | 4.50% | 非開示 | |
奈良平城プラザ | 奈良市二条大路南 | 4,100百万円 | 5.80% | 合同会社奈良平城プラザ | |
合計 | 16,157百万円 | ||||
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 | 差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
品川シーサイドパークタワー (共有持分36.6%) |
東京都品川区東品川 | 12,004百万円 | 11,753百万円 | 251百万円 | 合同会社SS2 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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