(2025/09/17)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第18期(2025年7月期)決算を発表した。 第18期は、アドバンス・ロジスティクス投資法人と合併し、19物件を承継、更に1物件を追加取得、2物件を売却した。当期は合併に伴い運用期間は2024年11月~2025年7月(9ヶ月間)の変則期間。新規物件の賃貸収入、物件売却益1,776百万円が寄与し、経常利益は9,318百万円、更に合併に伴う負ののれん25,932百万円を加算し、当期利益は35,250百万円となった。22,268百万円を一時差異等調整積立金に振替え、1口当たり分配金は3,629円(6ヶ月換算2,406円)となった。 期末のポートフォリオは48物件、資産規模(取得額合計)は5,694億円、有利子負債比率は39.3%。 第19期(2026年1月期)より運用期間が6ヶ月間に戻る。「アイミッションズパーク印西」の残り70%等、3物件を売却する。物件売却益3,950百万円が寄与し、当期利益は8,814百万円、一時差異等調整積立金より1,553百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,220円となる見通し。 第20期(2026年7月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比38%減益を見込む。一時差異等調整積立金より2,591百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,503円となる見通し。 4月に公表した2028年1月期までの中期成長戦略に基づき、合併や物件売却により低下したレバレッジを活用した物件取得、合併に伴う内部留保の活用等により、年平均4%以上の分配金成長を目指し、2028年1月期の分配金2,620円以上を目標とする。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 26,382百万円 | 19,697百万円 | - | 15,831百万円 | ▲19.6% |
当期利益 | 35,250百万円 | 8,814百万円 | - | 5,467百万円 | ▲38.0% |
分配金総額 | 11,684百万円 | 10,367百万円 | - | 8,058百万円 | ▲22.3% |
1口当たり分配金 | 3,629円 | 3,220円 | - | 2,503円 | ▲22.3% |
※第18期の運用期間:2024年11月~2025年7月の9ヶ月間 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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