(2022/03/15)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第11期(2022年1月期)決算を発表した。 第11期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働により、前期比0.9%増益。減価償却費の22.7%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,895円となった。 期末のポートフォリオは21物件、資産規模(取得額合計)は2,976億円、有利子負債比率は33.1%。 第12期(2022年7月期)は、期初に投資口の追加発行を行い、「MFLP八千代勝田台」等、3物件を取得した。一部空室発生により、期中平均稼働率は96.7%と前期比3.0%ポイント低下するが、新規物件の収益が寄与し、前期比6.9%増益を見込む。投資口数が6.3%増加するも、1口当たり利益分配金は0.6%増となる。空室による減収分に対し、利益超過分配を減価償却費の30%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は8,352円となる見通し。期末の有利子負債比率は36.6%を想定。 第13期(2023年1月期)は、期中平均稼働率99.8%に回復することを想定し、前期予想比5.1%増益を見込む。減価償却費の23.3%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は8,396円となる見通し。期末の有利子負債比率は35.8%を想定する。 引き続き三井不動産のパイプラインを活用し、中期目標である資産規模5,000億円を目指す。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,502百万円 | 10,410百万円 | 9.6% | 10,763百万円 | 3.4% |
当期利益 | 3,741百万円 | 4,000百万円 | 6.9% | 4,204百万円 | 5.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,902円 | 6,945円 | 0.6% | 7,300円 | 5.1% |
1口当たり利益超過分配金 | 993円 | 1,407円 | 41.7% | 1,096円 | ▲22.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,895円 | 8,352円 | 5.8% | 8,396円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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