(2021/03/12)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第9期(2021年1月期)決算を発表した。 第9期は、投資口の追加発行を行い「MFLP茨木」「MFLP川口Ⅰ」を取得。前期に取得した物件の通期稼働、新規2物件の収益が寄与し、前期比30.9%増益。投資口数が22.9%増加するも、1口当たり利益分配金は前期比6.5%増。減価償却費の17.9%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,283円となった。 期末のポートフォリオは20物件、資産規模(取得額合計)は2,824億円、有利子負債比率は31.0%。 併せて、千葉県印西市にあるデータセンターをスポンサーである三井不動産より取得することを発表した。取得額は151.5億円。これにより資産規模は5.4%増の2,976億円となる。 第10期(2021年7月期)は、固都税が増加となる一方、前期に取得した物件の通期稼働、新規1物件の収益が寄与し、前期比2.5%増益を見込む。減価償却費の23.1%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,772円となる見通し。有利子負債比率は33.8%を想定。 第11期(2022年1月期)は、前期取得の1物件の収益が寄与し、前期予想比0.4%増益を見込む。減価償却費の23.4%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,823円となる見通し。有利子負債比率は33.2%を想定。 中期目標である資産規模3,000億円を概ね達成したことから、引き続き三井不動産のパイプラインを活用し、今後の中期目標として5,000億円を目指す。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,139百万円 | 9,356百万円 | 15.0% | 9,260百万円 | ▲1.0% |
当期利益 | 3,579百万円 | 3,669百万円 | 2.5% | 3,684百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,604円 | 6,771円 | 2.5% | 6,797円 | 0.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 679円 | 1,001円 | 47.4% | 1,026円 | 2.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,283円 | 7,772円 | 6.7% | 7,823円 | 0.7% |
<取得> | |||||
物件名称 | MFIP印西Ⅱ | ||||
所在地 | 千葉県印西市泉野 | ||||
取得金額 | 15,150百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | - | ||||
還元利回り | 4.7% | ||||
竣工時期 | 2020年5月31日 | ||||
取得日 | 2021年3月16日 | ||||
売主 | 三井不動産(株) |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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