(2020/03/13)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第7期(2020年1月期)決算を発表した。 第7期における物件取得はなし。GLP・MFLP市川塩浜でテナント退去が発生したが、前期に取得した6物件の通期稼働や保険金収入により、前期比1.6%増益。減価償却費の19.4%相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金は6,584円と前期比1.4%増となった。 期末のポートフォリオは16物件、資産規模(取得額合計)は1,567億円、有利子負債比率は27.3%。 第8期(2020年7月期)は、投資口の追加発行を行い「MFLP堺」等、物流施設3物件を取得。これにより前期比17.4%増益を見込む。投資口数が16.4%増加するも、1口当たり利益分配金は5,956円と前期比0.9%増を想定。減価償却費の24%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,890円と前期比4.6%増となる見通し。 第9期(2021年1月期)は、第8期に取得する物件の通期稼働により、前期比6.6%増益を見込む。減価償却費の21.8%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,217円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第8期末に30.6%、第9期末に28.9%を想定。 資産規模2,000億円を達成したことから、引き続きスポンサーである三井不動産のパイプラインを活用し、中期的に資産規模3,000億円を目指す。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,064百万円 | 6,381百万円 | 26.0% | 6,665百万円 | 4.5% |
当期利益 | 2,237百万円 | 2,626百万円 | 17.4% | 2,801百万円 | 6.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,905円 | 5,956円 | 0.9% | 6,353円 | 6.7% |
1口当たり利益超過分配金 | 679円 | 934円 | 37.6% | 864円 | ▲7.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
6,584円 | 6,890円 | 4.6% | 7,217円 | 4.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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