(2018/01/15)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、投資口に追加発行を行う。公募増資は2016年8月上場来初めて。 発行口数は38,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,000口。これにより発行後の投資口数は17.9%増の264,000口となる予定。 調達額は約134億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「MFLP小牧(追加)」「MFLP日野」「MFLP平塚」の物流施設3物件、取得額は計195億円。これによりポートフォリオ全体の規模は24.8%増の983億円となる。 これらに伴い、第4期(平成30年7月期)業績予想を修正。3物件取得により、9月に公表した業績予想に対し20.4%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,675円と3.4%上回る見通し。 併せて第5期(平成31年1月期)業績予想を発表。前期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比2.4%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,788円となる見通し。 なお、有利子負債比率は、第4期末25.8%、第5期末25.3%と、第3期(平成30年1月期)末の23.4%(予定)を上回る見通し。 中期的には、有利子負債比率を40~50%に高めながら、引き続き2020年度に資産規模2,000億円を目標とする。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
MFLP小牧(追加) | 愛知県小牧市 | 5,011百万円 | 4.70% | 三井不動産(株) |
MFLP日野 | 東京都日野市 | 7,520百万円 | 4.20% | 日野特定目的会社 |
MFLP平塚 | 神奈川県平塚市 | 7,027百万円 | 4.50% | 三井不動産(株) |
合計 | 19,558百万円 | |||
第4期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 3,131百万円 | 2,623百万円 | 19.4% | |
当期利益 | 1,395百万円 | 1,159百万円 | 20.4% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,285円 | 5,177円 | 2.1% | |
1口当たり利益超過分配金 | 390円 | 309円 | 26.2% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,675円 | 5,486円 | 3.4% | |
第5期予想 | (第4期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 3,200百万円 | 3,131百万円 | 2.2% | |
当期利益 | 1,428百万円 | 1,395百万円 | 2.4% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,412円 | 5,285円 | 2.4% | |
1口当たり利益超過分配金 | 376円 | 390円 | ▲3.6% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,788円 | 5,675円 | 2.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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