(2024/03/15)
スターアジア不動産投資法人が、第16期(2024年1月期)決算を発表した。 第16期は、投資口の追加発行を行い「KOKO HOTEL銀座一丁目」等11物件を取得する一方、「アーバンパーク護国寺」等2物件を売却した。物件売却益が減少したが、新規物件の収益が寄与し、前期比14.8%増益。一時差異等調整積立金より88百万円を取り崩すも、投資口数23.4%増加により、1口当たり分配金は1,524円と前期比3.9%減となった。 期末のポートフォリオは71物件、資産規模(取得額合計)は2,411億円、有利子負債比率は47.5%。 第17期(2024年7月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比1.4%減益を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より計127百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は1,520円と前期比0.3%減となる見通し。 第18期(2025年1月期)は、新規のホテル7物件の変動賃料が寄与し、前期予想比2.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,538円となる見通し。 なお、第18期の予想分配金である1,538円を分配金の下限値として維持する方針。引き続き中期目標である資産規模3,000億円、1口当たり分配金1,600円の2026年度達成を目指す。
第16期実績 | 第17期予想 | 前期比 | 第18期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,964百万円 | 7,959百万円 | ▲0.1% | 8,156百万円 | 2.5% |
当期利益 | 3,527百万円 | 3,476百万円 | ▲1.4% | 3,561百万円 | 2.4% |
分配金総額 | 3,614百万円 | 3,605百万円 | ▲0.2% | 3,648百万円 | 1.2% |
1口当たり分配金 | 1,524円 | 1,520円 | ▲0.3% | 1,538円 | 1.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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