(2022/08/01)
スターアジア不動産投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は132,300口、オーバーアロットメントによる売出口数は14,644口。これにより発行後の投資口数は7.4%増の1,921,689口となる予定。 調達額は76億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「アーバンセンター藤沢」等、オフィスビル、都市型商業施設、ホテルの3物件、取得額は計151.54億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は8.4%増の1,948億円となる。 これらに伴い、第14期(2023年1月期)業績予想を修正。上記3物件の賃貸収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し5.3%増益を見込む。投資口数が増加するが、一時差異等調整積立金より88百万円及び内部留保より61百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,476円と前回予想と変わらない見通し。 併せて第15期(2023年7月期)業績予想を発表。上記3物件の通期稼働や、支払利息等の減少により、前期予想比3.0%増益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,485円と前期予想より0.6%増となる見通し。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
アーバンセンター藤沢 | 神奈川県藤沢市 | 2,054百万円 | 4.80% | 非開示 |
あべのnini(商業施設) | 大阪府大阪市 | 9,500百万円 | 3.90% | 非開示 |
あべのnini(ホテル) | 大阪府大阪市 | 3,600百万円 | 4.60% | 非開示 |
合計 | 15,154百万円 | |||
第14期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 6,387百万円 | 5,995百万円 | 6.5% | |
当期利益 | 2,686百万円 | 2,552百万円 | 5.3% | |
分配金総額 | 2,836百万円 | 2,641百万円 | 7.4% | |
1口当たり分配金 | 1,476円 | 1,476円 | 0.0% | |
第15期予想 | (第14期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 6,523百万円 | 6,387百万円 | 2.1% | |
当期利益 | 2,766百万円 | 2,686百万円 | 3.0% | |
分配金総額 | 2,853百万円 | 2,836百万円 | 0.6% | |
1口当たり分配金 | 1,485円 | 1,476円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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