(2020/03/02)
スターアジア不動産投資法人(SAI)とさくら総合リート投資法人(SSR)が、8月1日を効力日とする合併契約を締結した。 3月30日及び31日開催予定の両投資法人の投資主総会にて合併議案が承認されれば、合併は成立し、SAIが存続し、SSRは7月30日に上場廃止となる予定。 合併比率はSAI:SSR=1:0.89。SSRの1口に対し、割当交付するSAIの投資口数が1口未満となるため、SAIの投資口を2分割する。これによりSSRの1口に対し、分割後のSAIの投資口1.78口を割り当てることとなる。 合併後の投資法人の資産規模は1,668億円を見込む。東京圏の中規模クラスのオフィスを中心とした総合型REITとなる。今後の外部成長には、オフィス、住宅、物流施設を中心に取得し、早期に資産規模2,000億円を目指す。また従来同様に資産入替えやメザニンローン投資も継続して行う予定。 これに伴い合併後の業績予想を発表。 第10期(2021年1月期)は、SSRから18物件の承継、第9期(2020年7月期)に取得予定の2物件及びメザニンローン1件の通期稼働、1物件の売却による売却益970百万円が寄与し、当期利益は2,775百万円を想定。1口当たり分配金は1,658円(分割前換算3,315円)となる見通し。なお、合併に伴うのれん又は負ののれんは現時点で未定のため、業績予想に織り込んでいない。 第11期(2021年7月期)は、第10期に計上予定の物件売却益、合併費用や合併報酬がなくなるため、前期予想比12%減益を見込み、1口当たり分配金は1,455円となる見通し。 有利子負債比率は第10期末及び第11期末ともに45.8%程度を想定。
第10期予想 | |
営業収益 | 6,634百万円 |
当期利益 | 2,775百万円 |
1口当たり分配金 | 1,658円 |
第11期予想 | |
営業収益 | 5,616百万円 |
当期利益 | 2,436百万円 |
1口当たり分配金 | 1,455円 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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