(2017/09/13)
スターアジア不動産投資法人が、第3期(平成29年7月期)決算を発表した。 第3期は、投資口の追加発行を行い、7物件を取得する一方、2物件を売却。これに伴う賃貸収益の増加及び物件売却益898百万円が寄与し、前期比70%増益。投資口数が20%増加するも、1口当たり分配金は4,423円と前期を42%上回った。 期末のポートフォリオは24物件、資産規模(取得額合計)は770億円、有利子負債比率は46.3%。 第4期(平成30年1月期)は、オーク南麻布の残り持分を売却。物件売却益779百万円計上するが、前期より減少するため、前期比2.7%減益を見込む。物件売却益のうち110百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,039円となる見通し。 第5期(平成30年7月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比36%減益を見込み、1口当たり分配金は2,750円となる見通し。 スポンサーのパイプラインの活用やメザニンローンへの投資によって、引き続き2020年までに資産規模2,000億円を目指す。
第3期実績 | 第4期予想 | 前期比 | 第5期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,211百万円 | 3,131百万円 | ▲2.5% | 2,395百万円 | ▲23.5% |
当期利益 | 1,832百万円 | 1,783百万円 | ▲2.7% | 1,139百万円 | ▲36.1% |
分配金総額 | 1,832百万円 | 1,673百万円 | ▲8.7% | 1,139百万円 | ▲31.9% |
1口当たり分配金 | 4,423円 | 4,039円 | ▲8.7% | 2,750円 | ▲31.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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