(2017/03/17)
スターアジア不動産投資法人が、第2期(平成29年1月期)決算を発表した。 第2期における物件取得はなし。第1期に取得した物件の通期寄与、支払利息や投資口発行費用等の減少により、前期比221%増益、1口当たり分配金は3,112円となった。 期末のポートフォリオは18物件、資産規模は615億円、有利子負債比率は44.8%。 併せて、投資口の追加発行、6物件の取得を発表した。発行口数は66,200口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,400口。これにより発行後の投資口数は20.2%増の414,300口となる予定。調達額は66億円を見込み、6物件の取得資金に充当する。新たに取得する物件は、オフィスビル1棟、住宅1棟、物流施設2棟、ホテル2棟の計6物件、取得額は計165億円。更に公表済の1物件取得、2物件売却を反映し、資産規模は770億円となる見込み。 第3期(平成29年7月期)は、計7物件の賃貸収益、2物件の売却益887百万円計上により、前期比67%増益を見込み、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は4,340円と前期を39%上回る見通し。 第4期(平成30年1月期)は、「オーク南麻布」の残り持分を売却予定。賃貸収益が増加する一方、物件売却益が減少するため、前期予想比0.8%減益を見込む。110百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,039円と前期予想を6.9%下回る見通し。
第2期実績 | 第3期予想 | 前期比 | 第4期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,017百万円 | 3,135百万円 | 55.4% | 3,103百万円 | ▲1.0% |
当期利益 | 1,072百万円 | 1,798百万円 | 67.7% | 1,783百万円 | ▲0.8% |
分配金総額 | 1,072百万円 | 1,798百万円 | 67.7% | 1,673百万円 | ▲7.0% |
1口当たり分配金 | 3,112円 | 4,340円 | 39.5% | 4,039円 | ▲6.9% |
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 鑑定NOI利回り | 還元利回り | 売主 |
博多駅イーストプレイス | 福岡市博多区 | 2,286百万円 | 5.18% | 4.90% | 合同会社Seahorse |
アーバンパーク柏 | 千葉県柏市 | 1,186百万円 | 5.13% | 4.70% | 合同会社SAPR4 |
原木ロジスティクス(※) | 千葉県市川市 | 4,700百万円 | 4.48% | 4.20% | 合同会社Enterprise |
所沢ロジスティクス | 埼玉県所沢市 | 1,300百万円 | 5.96% | 5.30% | (株)フォーカス |
ベストウェスタン東京西葛西 | 東京都江戸川区 | 3,827百万円 | 4.76% | 4.50% | 合同会社Seahorse |
ベストウェスタン横浜 | 神奈川県横浜市鶴見区 | 3,248百万円 | 4.76% | 4.60% | 合同会社Seahorse |
合計 | 16,547百万円 | ||||
※2月28日公表分も含む |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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