いちごホテルリート投資法人

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いちごホテルリート投資法人が第15期決算、投資口追加発行、ホテル5物件取得を発表

(2023/03/16)

いちごホテルリート投資法人が、第15期(2023年1月期)決算を発表した。 第15期は、「ホテルサンシャイン宇都宮」を取得した。国内観光需要や入国制限緩和、3物件の行政機関へ一括貸し等により、変動賃料のホテル15物件のRevPER(客室当たり売上)は5,895円と前期比35.6%増となった。これにより前期比63%増益となり、1口当たり分配金は2,311円となった。 期末のポートフォリオは25物件、資産規模(取得額合計)は547億円、有利子負債比率は42.6%。 併せて投資口の追加発行を行うことを発表した。公募増資は2016年以来6年7ヶ月ぶり。 発行口数は107,620口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,380口。これにより発行後の投資口数は44%増の367,974口となる予定。 調達額は120億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「コンフォートホテル大阪心斎橋」等、ホテル5物件、取得額は計150.8億円。5物件いずれも固定賃料+変動賃料の契約。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は27.6%増の698億円となる。一方、増資後の有利子負債比率は39.0%へ低下する。 第16期(2023年7月期)は、変動賃料のホテル22物件のRevPERは5,560円と前期より5.7%減となる前提。新規5物件の賃貸収益が寄与し、営業利益は増加するが、支払利息等の増加により、前期比4.3%減益を見込む。投資口数の増加により、1口当たり分配金は1,532円と前期比33.7%減となる見通し。 第17期(2024年1月期)は、変動賃料のホテル22物件のRevPERは6,136円と前期より10%増となる前提。前期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比30%増益を見込み、1口当たり分配金は1,997円となる見通し。

                                                                        
  第15期実績 第16期予想 前期比 第17期予想 前期比
営業収益 1,562百万円 1,699百万円 8.8% 2,020百万円 18.9%
当期利益 589百万円 563百万円 ▲4.4% 734百万円 30.4%
1口当たり分配金 2,311円 1,532円 ▲33.7% 1,997円 30.4%

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